老犬・シニア犬の手作りごはん|食べない・消化が心配なときの食事ガイド

老犬・シニア犬になると食事の悩みが増える理由
愛犬が年齢を重ねると、若いころと同じごはんを食べていても、食べる量が減ったり、食いつきが悪くなったり、消化の負担が気になったりすることがあります。
「今まで食べていたフードを急に残すようになった」
「硬いものを食べにくそうにしている」
「体重が落ちてきた」
「栄養は足りているのか不安」
このような悩みは、老犬・シニア犬の飼い主さまから多く聞かれるものです。
年齢を重ねた犬は、活動量や筋肉量、噛む力、消化吸収の状態が変化しやすくなります。そのため、老犬の食事では「たくさん食べさせること」よりも、食べやすく、消化しやすく、必要な栄養を無理なく摂れることが大切です。
Kitchen Dog!では、都内の自社セントラルキッチンで犬のごはんを手作りし、真空冷凍や自社製レトルトを中心に展開しています。また、ペット栄養管理士・獣医師監修であることもサイト上で明記されています。
老犬の手作りご飯で大切にしたい5つのポイント
- やわらかく、食べやすい形にする
老犬になると、歯や歯ぐきの状態によって、硬いものを食べづらくなることがあります。
手作りご飯では、食材を細かく刻む、やわらかく煮る、スープ状にするなど、愛犬が飲み込みやすい形に整えてあげることが大切です。
特に、食欲が落ちているときは、香りが立ちやすい温かいごはんや、肉・魚のうまみを感じやすいごはんが食欲のきっかけになることがあります。
- 消化しやすい食材を選ぶ
老犬のごはんでは、消化に負担がかかりにくい食材選びが重要です。
たとえば、やわらかく調理した肉や魚、細かく刻んだ野菜、スープ、煮込みごはんなどは、食べやすさと水分補給の両方を意識できます。
Kitchen Dog!のサイトでも、犬の消化・吸収・代謝を考慮し、消化しやすく、吸収・排泄まで考えた調理を大切にしていることが説明されています。
- 水分をしっかり摂れるごはんにする
シニア犬は、水を飲む量が減ることがあります。
水分不足が気になる場合は、ドライフードだけでなく、スープタイプや煮込みタイプのごはんを取り入れるのも一つの方法です。
手作りごはんは、食材そのものの水分を活かしやすい点がメリットです。
いつものごはんにスープを足す、ぬるま湯で少しのばす、香りのよいトッピングを加えるなど、無理なく水分を摂れる工夫をしてあげましょう。
- たんぱく質を無理なく摂れるようにする
老犬になると、筋肉量の低下が気になりやすくなります。
そのため、体調に合わせて、良質なたんぱく質を適量取り入れることが大切です。
ただし、腎臓や肝臓などに持病がある場合は、たんぱく質量の調整が必要になることがあります。
持病がある愛犬の場合は、自己判断で大きく食事内容を変えず、かかりつけの獣医師に相談しながら進めましょう。
- 毎日同じものに偏らせない
老犬のごはんは、食べてくれるものを優先したくなる一方で、同じ食材ばかりに偏ると栄養バランスが崩れやすくなります。
Kitchen Dog!では、毎日同じものばかりを食べさせず、自然な栄養素を違うバランスで取り入れることの大切さも説明しています。
食べられる食材の範囲内で、肉・魚・野菜・炭水化物・トッピングなどを組み合わせ、愛犬の体調や便の状態を見ながら調整していきましょう。
食べない老犬に試したい食事の工夫
老犬がごはんを食べないときは、まず体調不良が隠れていないか確認することが大切です。
急に食べなくなった、元気がない、嘔吐や下痢がある、体重が減っているなどの場合は、早めに動物病院へ相談してください。
体調に大きな問題がない場合は、以下のような工夫を試してみましょう。
香りを立たせる
冷たいごはんよりも、少し温めたごはんのほうが香りが立ち、食欲につながることがあります。
冷凍タイプやレトルトタイプのごはんは、湯煎やぬるま湯で人肌程度に温めると、香りとやわらかさが出やすくなります。
少量ずつ与える
一度にたくさん盛り付けると、食べる前から負担に感じる犬もいます。
少量を数回に分ける、食べきれる量から始めるなど、心理的にも身体的にも負担を減らしてあげましょう。
好きな食材を少し混ぜる
鶏肉、魚、スープ、香りのよいトッピングなど、愛犬が好きなものを少し混ぜることで、食べ始めるきっかけになることがあります。
ただし、好きなものだけを多く与え続けると、栄養バランスが偏ったり、選り好みが強くなったりする場合があります。
主食とのバランスを見ながら使うことが大切です。
食器や食べる姿勢を見直す
首を下げる姿勢がつらそうな場合は、食器台を使うことで食べやすくなることがあります。
また、滑りやすい床では踏ん張りにくいこともあるため、足元にマットを敷くなど、食事環境も見直してみましょう。
老犬の手作りご飯に使いやすい食材
老犬のごはんでは、食べやすく、消化しやすく、香りやうまみを感じやすい食材が使いやすいです。
肉類
鶏肉、馬肉、鹿肉などは、たんぱく質源として使いやすい食材です。
脂質量や愛犬の体調に合わせて、部位や量を調整しましょう。
魚類
魚は、肉とは違った香りとうまみがあり、食欲が落ちている犬にも向く場合があります。
骨に注意し、やわらかく調理したものを使うと安心です。
野菜
にんじん、かぼちゃ、さつまいも、ブロッコリーなどは、やわらかく加熱して細かくすると使いやすい食材です。
ただし、野菜はそのままだと消化しにくい場合があるため、細かく刻む、煮る、つぶすなどの工夫をしましょう。
スープ
水分補給を意識したい老犬には、スープタイプのごはんが取り入れやすいです。
肉や魚、野菜のうまみが出たスープは、香りもよく、食欲のきっかけになりやすいです。
注意したい食材・与え方
老犬に限らず、犬に与えてはいけない食材があります。
たとえば、玉ねぎ、長ねぎ、にら、チョコレート、ぶどう、レーズン、アルコール、カフェインを含むものなどは避ける必要があります。
また、以下にも注意が必要です。
脂っこいものを急に多く与えない
味付けの濃い人間用のおかずを与えない
骨付きの魚や肉は誤飲に注意する
初めての食材は少量から試す
持病がある場合は獣医師に相談する
特に腎臓、肝臓、心臓、膵臓、糖尿病などの疾患がある場合は、一般的な手作りご飯の考え方がそのまま当てはまらないことがあります。
愛犬の状態に合わせた食事管理が必要な場合は、必ず主治医に相談しましょう。
よくある質問
Q.老犬に手作りごはんをあげても大丈夫ですか?
A.体調に問題がなく、食材や栄養バランスに配慮できていれば、手作りごはんを取り入れることは可能です。
ただし、持病がある場合や食事制限が必要な場合は、必ず獣医師に相談してください。
Q.老犬がごはんを食べないときはどうすればよいですか?
A.まずは体調不良がないか確認しましょう。
急に食べなくなった、元気がない、体重が減っている、嘔吐や下痢がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。
体調に大きな問題がない場合は、ごはんを少し温める、やわらかくする、スープを加える、少量ずつ与えるなどの工夫ができます。
Q.老犬にはドライフードより手作りごはんのほうがよいですか?
A.どちらが必ずよいというものではありません。
大切なのは、愛犬の体調、食欲、消化の状態、持病の有無に合わせて選ぶことです。
ドライフードを主食にしながら、手作りごはんやトッピングを組み合わせる方法もあります。
Q.老犬のごはんは何回に分けるのがよいですか?
A.一度にたくさん食べるのが負担になりそうな場合は、1日の量を数回に分ける方法があります。
食欲や消化の状態を見ながら、愛犬に合う回数を調整しましょう。
Q.老犬にスープごはんは向いていますか?
A.水分を摂りやすく、やわらかく食べやすい点で、老犬に取り入れやすい場合があります。
ただし、疾患によって水分量や塩分、たんぱく質量などに注意が必要な場合もあるため、持病がある場合は獣医師に相談しましょう。
まとめ
老犬・シニア犬の手作りご飯では、若いころと同じように「たくさん食べること」だけを目指すのではなく、食べやすさ、消化しやすさ、水分、栄養バランス、愛犬の体調に合わせることが大切です。
食欲が落ちているときは、ごはんを温める、スープを加える、やわらかくする、少量ずつ与えるなど、少しの工夫で食べやすくなることがあります。
Kitchen Dog!では、犬の手作りご飯やシニア犬向けの商品、食欲がない愛犬向けの商品、水分を摂りやすいスープタイプの商品などを取り扱っています。
愛犬の年齢や体調に合わせて、無理なくおいしく食べられるごはんを選んであげましょう。



